
40代になると独身の人もいれば、新米ママとして奮闘していたり、若くして出産した子どもが大学生になっていたり、暮らしが実に多彩になっていきます。
一方で、女性特有の病気にかかる確率も年を重ねるごとに高くなります。読者の皆様は、自分の身の丈に合った生命保険を選んでいる自信はありますか?
そこで今回は、6つのライフスタイルから選ぶ、40代女性が検討すべき生命保険について解説していきたいと思います。
40代女性のライフスタイル
今回は、6つのライフスタイルに分けて40代女性が検討すべき保険について説明していきます。
・独身
・働いている既婚者(子どもなし)
・専業主婦(子どもなし)
・既婚者で子育てが終了間近
・既婚者で子育て中(中学生以上)
・既婚者で子が生まれたばかり
医療保険
40代という年齢に限らず、医療保険は加入しておきましょう。とくに、発症リスクが高くなる女性特有の病気に対する医療保険は、上記のどのライフスタイルを過ごす40代女性でも、もれなく加入しておくべき保険です。
40代女性の死因のなかでとくに割合が高いのは、乳がん・子宮がん・卵巣がんなどのがんです。女性がんに特化した保障内容をつけていれば、一般的な医療保険の内容以上に手厚いサポートを受けられるので、ぜひ早めに準備しておくことをおすすめします。
さらに、妊娠発覚後に医療保険に加入しても、帝王切開などの異常分娩への保障が認められないというケースもあるので、妊娠・出産を希望する方は事前に備えておくと安心です。
40代で医療保険を見直しておかないと、どんどん保険料は高くなるばかり。病気になってからでは遅いので、健康なうちに加入・見直しをしておきましょう。
死亡保険
自分をメインにおいた医療保険と違って、死亡保険は自分以外の誰かのための保障です。
そのため、自分がどんなライフスタイルの人間かによって、必要な死亡保険は異なります。上記の6つのライフスタイルをそれぞれ大まかに分類してみましょう。
家族が自分、または夫だけの場合
・独身
・働いている既婚者(子どもなし)
・専業主婦(子どもなし)
上記の方々は、家族は自分か夫のみですよね。したがって、あなたが死亡しても生活が困窮するという事態はあまり考えられません。
お葬式ぐらいのお金が残っていれば死亡保障はなくても良いので、まずは貯蓄を確かめておきましょう。
子どもがいる場合
・既婚者で子育てが終了間近
・既婚者で子育て中(中学生以上)
上記のライフスタイルの場合は、子育て終了までの期間が短く、子ども自身も自分の世話は自分でできるほど成長しています。そのため、万が一あなたが死亡した場合でも、誰かに子どもの世話をしてもらう必要がありません。
これらのライフスタイルを過ごす40代女性は、死亡保険が満期になるなら更新せずに終了することを検討しましょう。満期まで5年以上も残っている場合は、解約するという方法もあります。
ただし、もしも家庭内であなたの収入割合が大きいならば、保険を残しておいても損はないでしょう。
・既婚者で子が生まれたばかり
一方で、同じように子どもがいる場合でも、生まれたばかりである場合は上記のパターンとは異なります。子どもの教育費や生活費がまだまだ必要となるため、できるだけ高い金額の死亡保障に加入しておきましょう。
まとめ
忙しさが増加する40代だからこそ、年齢とともに高くなる病気のリスクに備えて、早いうちから病気とお金に対して準備をしておくことをおすすめします。
女性特有の病気への対応や将来のライフプランなどを含めて自分の味方となる保険を見つけ出し、日々の生活に安心感をプラスしてくださいね。