米韓同盟破棄か|アメリカの『韓国疲れ』とは?わかりやすく解説

日本時間で4月12日未明におこなわれた米韓首脳会談では、異例の夫人同行のもと約2分で終了しました。
いまや日本に続いて、アメリカでも「韓国にはうんざり」という声が広がっています。

米韓同盟の破棄の可能性も懸念されていますが、そもそもなぜアメリカに『韓国疲れ』がおこったのでしょうか。
今回は、米韓同盟破棄が危ぶまれるほどの韓国疲れが生じた要因や、その影響についてわかりやすくまとめます。

 

スポンサーリンク

米韓同盟とは

朝鮮戦争が休戦した後の1953年に締結された『米韓相互防衛条約』にもとづいて築かれた、『米韓同盟』。
北朝鮮に対する抑止力の共有または対抗を意図して結成されました。

しかし、現在の韓国は、国連の北朝鮮制裁決議に反してまで北朝鮮に接近し、北朝鮮の立場の代弁もこなすほど北朝鮮寄りの行動が多く見られます。

それらの韓国の行動に対し、非核化を阻害する行為だとしてアメリカはおろか国連からも非難が集中。現在、韓国は国際的に孤立しているといっても過言ではない状況に追い込まれています。

 

アメリカの『韓国疲れ』

かつて、『韓国疲れ』とは、慰安婦や徴用工など戦時の問題に対して終わりなく謝罪や慰謝料を請求する韓国に対して、疲れ切っている日本の状態を指していました。

ところが、国際的な常識が通じない韓国に対する疲れは、いまや日本だけでなくアメリカでも広がりをみせています。

たとえば2015年、オバマ政権は「北朝鮮の核武装への対抗には、日韓両国が力を合わせてアメリカと協力する必要がある」と主張し、積極的に日韓歴史問題に介入していました。

しかし、慰安婦問題での日本の対応に不満を持った当時の朴政権は、安倍政権との協調を拒否。
アメリカが仲介役にたってあれほど尽力した慰安婦合意も韓国は守るどころか、あっさり反故にしたのです。

トランプ政権も「北朝鮮の完全非核化の実現には日米韓の緊密な連携が必要である」と強調していますが、文政権は非核化よりも南北融和を最優先。
現在も、北朝鮮への異常な接近を続けています。

2019年1月には、「北朝鮮の完全非核化は、アメリカ国民の安全の実現だ」というポンペオ国務長官の主張に対し、韓国の中央日報では「同盟国の安全を考えない一方的な主張だ」として非難。

「アメリカは自国の安全を第一に求めただけだ」との反発意見も多く、このように連携を乱す韓国の態度に対して『強い不信感』と『相互理解が難しい迷惑な国』という認識がアメリカで広がっています。
そのため、現在、米韓同盟の破棄を叫ぶ声が多くあがっているのです。

 

『韓国疲れ』の影響

『韓国疲れ』の広がりは、以下のような影響が出ています。

 

合同軍事演習の終了

2019年、米韓軍事同盟の要であった3大合同軍事演習が終了となりました。
終了するのは最大規模の野外訓練とされる『フォーイーグル』と『キー・リゾルブ』、さらに『乙支フリーダムガーディアン』も終わる予定であり、朝鮮半島でおこなう米軍演習の全ての終了が決定。

これにより、1978年にできた米韓の合同防衛はカタチばかりのものになってしまうだけでなく、韓国軍兵士と在韓米軍兵士との連携練度は確実に落ちるといわれています。

 

お粗末な米韓首脳会談

2019年4月にはトランプ氏と文氏による米韓首脳会談がおこなわれたものの、この会談は両国のファーストレディが参加するという異例のカタチで、会談時間はおよそ2分。

通訳の時間を引けば、互いの挨拶だけで終わってしまうほどの短く、実質的な単独会談がないも同然の今回の形式はアメリカ側の提案だったそうです。

また、文氏のお出迎え時には色褪せた国旗を掲げ、会談では文氏の要求全てをトランプ氏は拒否。
ここまで同盟国のトップに対して一方的に恥をかかせる会談も珍しく、それほどアメリカの韓国疲れは深刻なのかもしれません。

 

まとめ

「韓国は迷惑な要求と金がかかる同盟国だ」と感じ出したトランプ政権と、「米韓同盟によって朝鮮半島が分断された」と考える文政権。

『北朝鮮の非核化』を目指すトランプ政権にとって、付き合いにくい同盟国の勝手な行動は今後も障害になることは間違いなく、韓国が対北制裁緩和を主張し続けるなら、在韓米軍縮小や米韓同盟破棄の議論が高まるでしょう。

このツケは、遅かれ早かれ日本に回ってくることになるかもしれませんね。

スポンサーリンク
おすすめの記事