中国アプリは規制されるのか?日本でも人気・有名なゲームにはどんな危険性があるのか?禁止の可能性があるアプリ一覧などを解説

最近では、アメリカやインドを筆頭に続々と安全保障を理由に、中国アプリの使用禁止を検討する国が増えています。

アメリカ大統領 「TikTok」運営の中国企業に事業売却を命令
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200815/k10012568481000.html

インド政府がTikTokなど中国企業の59のアプリを禁止すると発表
https://jp.techcrunch.com/2020/06/30/2020-06-29-india-bans-tiktok-dozens-of-other-chinese-apps/

ですが、そもそもなぜ中国アプリは危険だと世界で恐れられるようになったのでしょうか。

そこで今回は、危険と懸念が高まる中国アプリについて各国の規制の流れとともにわかりやすく解説します。

スポンサーリンク

中国アプリはなぜ危険なのか

中国アプリが危険といわれる大きな理由は、「個人データの情報漏洩のリスク」があります。

中国政府は、国内におけるインターネット上の情報発信の監視だけでなく、国境を越えた監視や検閲活動までもおこなっているといわれているのです。

実際に、中国企業が開発したスマートフォンから中国政府へ情報を転送するスパイウェアが発見されたことも。

また、 中国アプリで人気の「WeChat」が新型コロナウイルス関連の言葉と習近平国家主席に対する批判の組み合わせを排除していたとする報告書を、カナダの研究機関が2020年3月に公表しています。

この結果、そのほかの中国アプリも何らかの方法で個人情報などを中国政府に発信しているのではないか、と懸念が高まっているのです。

中国アプリから引き抜かれる情報

では、情報が転送されているとすれば、一体どんな情報が中国アプリから引き抜かれるのでしょうか。

もちろん、いろいろな種類があるため一概には言えません。

ですが、たとえば2019年11月27日にアメリカの大学生らがTiktok運営会社に起こした訴訟では、以下の情報が中国のサーバーに発信されたと主張しています。

位置情報
年齢
性別
メッセージ
電話番号
電話帳にある情報
検索した履歴
スマホのシリアルナンバー
IP アドレス

ただ、 これらはあくまで原告側の言い分であり、現時点ではまだ証拠が提示されていません。

各国の中国アプリ規制の流れ

現在、各国が中国製アプリの危険性について懸念を抱き始めています。

たとえば、アメリカのポンペオ国務長官は、TikTokなどの中国アプリの利用によって中国政府に個人情報やデータが流出する可能性があると発言。

9月20日からTikTokとWeChatに関わる取引を禁止すると表明しました。

また、インドでは、中国アプリに対してインドの国家安全と防衛を脅かすものとして、Tiktokを含む59の中国アプリの使用禁止を2020年6月29日に発表。

オーストラリアやEUでも、個人情報保護の観点からTiktokなど中国アプリの使用禁止を検討しています。

さらに日本でも、中国製アプリの利用することで個人情報や政府の情報が中国政府に流れる可能性を懸念し、Tiktokをはじめとする中国アプリの使用について規制や禁止について検討を開始しました。

実は多い!身近な中国アプリ

中国アプリは、日本でも数多く存在し、実際に日本で人気のアプリの中にも中国のものはたくさんあります。

ここからは、残念ながら規制される可能性が高い中国アプリについていくつか紹介します。

Tiktok

北京に本社を構えるByteDanceによって開発された、ショートムービーをシェアするためのSNSです。

2016年9月より中国でサービスが開始され、 2017年8月に日本でも利用できるようになりました。

10代20代の利用者が多く、2019年11月時点の月間アクティブユーザー数はおおよそ950万人。

俳優やミュージシャンなど多くの有名人の動画が利用しているという点も、人気に拍車をかけています。

Simeji

バイドゥ株式会社によって開発された、顔文字や着せ替えに対応している日本語入力ソフトです。

初期のSimejiは足立昌彦氏と矢野りん氏の日本人2人により開発されていましたが、2011年にバイドゥ株式会社が買収された後は、中国製アプリとして開発が進められています。

荒野行動

ネットイースによって開発されているシューティングゲームアプリです。

100人のプレイヤーの中から最後の一人になるまで戦闘しあうアクションゲームで、2017年12月より日本含む全世界で提供されています。

2018年4月には韓国ゲーム会社から「同社のゲームのパクリだ!」として訴えられるも、2019年には和解が成立しています。

Beauty Plus

Meituによって開発されている画像加工アプリです。

世界で2億人が使っているといわれるほど大人気なアプリで、日本でも撮影後でも可愛く編集できるとして女子高生を中心に絶大な人気を集めています。

ただ、過去にインド政府によってマルウェア・スパイウェアと認定されたこともあり、気をつけるべきアプリのひとつです。

中国アプリが規制される可能性|どんな危険性があるのか?具体的なアプリ一覧など解説|まとめ

全ての中国アプリが危険と言いませんが、中国アプリを使うなら個人情報が中国サーバーに漏洩するという点は覚悟すべきでしょう。

それほど、中国の企業には中国共産党の監視が絡んでくるのです。

最終的にそのアプリを利用するかどうかはあなた自身の自己責任に尽きますが、これほど危険性が懸念されていることからも、できるだけ中国アプリの使用は避けることをおすすめします。

スポンサーリンク
おすすめの記事