2020年7月5日におこなわれた都知事選で、見事再選を果たした小池百合子都知事。

そこであらためて注目されるのが、「カイロ大学卒業」の学歴詐称疑惑。
過去に何度も繰り返されながら、いまだに解決したとは言えない状況です。

はたして、小池氏はいったい何者なのでしょうか。本当にカイロ大学を卒業したのでしょうか。

というわけで今回は、小池氏の学歴詐称疑惑について、あらためて怪しい点について整理していきたいと思います。

 

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小池氏の学歴詐称を改めて訴えたのはだれ?

今まで幾度となく自著やインタビューで1972年にカイロ大学文学部に入学し、1976年に卒業した経歴を答えてきた小池氏。

そんな小池氏の華々しい経歴のベースである「カイロ大学卒業」に対し、詐称だと改めて声を上げたのは、ノンフィクション作家の石井妙子氏です。

石井氏は、これまでも多くの賞を受賞し、女性をテーマに手堅い取材が評価されている人物です。
そんな石井氏が2020年5月29日に出版したものが、『女帝 小池百合子(文藝春秋)』。

3年半にわたって綿密な取材をおこない、さまざまな関係者からの証言を基に小池氏の「実像」を描いたものです。

その著書の中で、石井氏は小池氏とカイロで同居していた女性の証言などに基づいて小池氏の学歴は詐称だと指摘しています。

 

この書が出版されて約1週間後、突然エジプトのカイロ大学が声明文を6月9日に発表。

「小池氏が1976年10月にカイロ大学を卒業したことを証明する」という声明文を在日本エジプト大使館経由で出しました。

さらに、その声明文には、これ以上疑うことは許さないという「警告」までわざわざ発しています。

 

小池氏の学歴詐称疑惑が消えない4つの理由

エジプトからの声明文が出てから約1週間後の6月15日、小池氏はついに関係者前での卒業証書を公開しました。

にもかかわらず、詐称疑惑について現在も結論が出ていません。
なぜ、公開したのにすっきりと解決できないのでしょう?

その理由として、以下の4点が考えられます。

● エジプト外務省の認証がない
● 卒業した日付が合わない
● カイロ大学の不可解な対応
● エジプトに蔓延する汚職や不正

 

エジプト外務省の認証がない

今回公開された卒業証書を確認すると、1978年11月に作成されたもののようです。

しかし、この卒業証書にはエジプト外務省の認証も収入印紙もありません。

一般的にエジプトの国立大学の卒業証書が海外で効力をもつには、エジプト外務省の認証が必要です。

つまり、外務省のスタンプと担当職員のサインと日付などによって、その証書の真正性を証明するのです。
ですが、今回公開した卒業証書にはどれも見当たりません。

卒業した日付が合わない

今回公開した卒業証書の日付と声明文、過去の記事の卒業の日付が一致していないのも不可解な点です。

毎日新聞の邦訳によると、今回公開された証書には「1976年10月の試験結果で、1976年12月29日に小池氏に社会学科の文学士号を授与」とのこと。

一方、カイロ大学からの声明文は「小池氏は1976年10月に卒業した」というのです。

また、1976年10月22の東京新聞にある小池氏のインタビュー記事では、「同年9月に卒業した」とも。

さらに、自著では「1年目に落第した」と明記があるのに、卒業証書にある卒業年が1976年であるなど、話のつじつまが合わないのです。

カイロ大学の不可解な対応

そもそも、いち生徒の卒業について大学が声明を出すのは異例であり、先進国ではありえないことです。

しかも、6月9日にカイロ大学が出したのは声明文のみ。
当時の成績などのデータは一切提出されませんでした。

本来、大学が追認するなら、声明文ではなく卒業生名簿のコピーを出せば十分なはずですよね。
さらに、当時の成績データなどを出せば十分すぎる証拠になります。

にもかかわらずカイロ大学は声明文を、しかも大学の公式サイトではなく大使館という外交ルートを通して発表したのはなぜなのでしょうか。

エジプトに蔓延する汚職や不正

エジプトは世界の公務員・政治家の腐敗度ランキングで世界180カ国中106位という、汚職や不正が蔓延している国です。

いわば金とコネがあれば何とでもなる国であり、有力政治家が命じれば卒業証明書や証書を偽造することはわけもありません。

実際、偽造卒業証書を売る業者も存在し、2017年にはあるエジプト人女性ジャーナリストが複数の業者の実態を明らかにしています。

また、2015年にはカイロ大学のナッサ―ル学長がエジプトの民法CBCで、職員が関与して不正に卒業証書が発行していることを認めています。

 

小池氏の支持率はなぜ高いのか

このように学歴詐称問題が終結していないにもかかわらず、いまだに小池氏の支持率は高いままです。
なかでも、女性からの支持が高いのが小池氏の特徴です。

実際、30歳~90歳まで1800人の女性に好きな知事について質問したところ、週刊女性のアンケートでは、1位は吉村知事897票、2位は小池知事379票という結果に。

男社会の塊である政界で、おじさん相手に立ち向かう小池氏の言動は、日頃セクハラやパワハラなどに耐える女性たちにとって痛快なのかもしれませんね。
(出典元:https://www.jprime.jp/articles/-/17959

小池都知事は本当にカイロ大学を卒業したのか?学歴詐称疑惑まとめ

小池氏の学歴詐称疑惑についていまだ終わりが見えませんが、もしも詐称が事実なら公職選挙法に違反したとして告発される可能性もあります。

今後も追及され続けるであろう学歴詐称疑惑について、小池氏はどのように対処していくのでしょうか。

小池氏には都政だけでなく、自身の経歴の透明化も求めたいものです。

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