ここ最近、米倉涼子さんや岡田結実さん、長谷川潤さんなど、オスカープロモーションから女優の退社が相次いでいます。
またタレント以外にも社員や芸人が大量に退社するなど、人材流出に歯止めがかかりません。
いったいオスカーの中では、何が起こっているのでしょうか。
そこで今回は、オスカーからの退社が近年多い理由やここ最近で退社した女優・元所属タレント一覧などにについてまとめました。
もくじ
オスカーからの退社が相次いでいる理由
芸能界の中でも大きな力を持つ大手の一つである、オスカープロモーション。
そんなオスカー所属の女優やタレント、そして社員の退社が近年なぜ相次いでいるのか、考えられる原因は2つあります。
● 古賀幸子(古賀会長の長女)夫婦によるコストカット問題
● 日本音楽事業者協会に加盟していない
古賀幸子(古賀会長の長女)夫婦によるコストカット・パワハラ問題
まずひとつに、古賀会長の長女である古賀幸子氏と堀和顯(かずあき)氏の夫婦によるコストカット・パワハラが考えられます。
オスカーはもともと当時の古賀誠一社長が一代で切り開いたワンマン企業であり、口だしできる社員はいませんでした。
しかし、古賀氏が会長になったことで、幸子氏は旦那の堀専務とともに社内改革を断交したのです。
堀氏の経営方針の影響は社員にまで及んでおり、たとえば接待交通費だけでなく、打ち合わせに使う喫茶店代や交通費など必要経費もコストカットで自腹に。
さらにミスした場合パワハラ的な叱責を受けるとなれば、マネージャーも以前のようには仕事ができず、営業力などが低下してしまうのも頷けます。
その結果、40人以上の社員が一気に退社。所属女優やタレントの退社にもつながったと考えられます。
日本音楽事業者協会(音事協)に加盟していない
日本音楽事業者協会にオスカーが加盟していない点も、今回起きている所属タレントの大量流出に大きく関係しています。
日本音楽事業者協会とは、いわゆる芸能界の親睦団体です。
所属タレントの引き抜きに対して協定を結んでいる団体ですが、この音事協にオスカーは加盟していません。
そのため、オスカー所属の女優・タレントは移籍しても問題はなし。
それどころか、優秀なマネージャーが売れっ子女優やタレントを連れて事務所を移動したり独立したりも可能なのです。
ここ数年で退社した女優・所属タレント一覧まとめ
2019年から2020年にかけてオスカーを退社した人気女優・所属タレントを時系列順に並べて一覧にすると以下の通りです。
● 忽那汐里(2019年12月退社)
● 米倉涼子(2020年3月退社)
● 草刈民代(2020年2月退社)
● 岡田結実(2020年3月退社)
● ヨンア(2020年3月退社)
● リサ・ステッグマイヤー(2020年3月退社)
● 長谷川潤(2020年4月退社)
● 小田茜(2020年4月退社)
● 岸明日香(2020年5月退社)
● 剛力彩芽(2020年8月退社)
● 福田沙紀(2020年8月退社)
● 堀田茜(2020年8月退社)
● 紫吹淳(2020年8月退社)
いやぁ、多いですね。
さらに、タレントの森泉も、2020年10月の契約満了後は更新しないことが報じられています。
こうしてみると、1年も経たずに約10人以上もの人気女優・タレントが退社していることがわかります。
加えて社員や芸人まで大量に退社しているわけです。普通の会社に当てはめて考えると分かりやすいですが、1年以内に10人以上退職する人がいるような会社は「組織崩壊」を起こしているといっても過言ではないですし、なかなかの異常事態といえるでしょう。
なぜ、オスカーを退社する女優が続出しているのか|所属タレント一覧と退社理由まとめ
「美の総合商社」として芸能界をけん引してきた巨大芸能プロダクション・オスカープロモーション。
早期退社の噂がある所属女優やタレントは他にもあがっており、今後も退社が続出する可能性も否めません。
オスカーにとって、まだまだ正念場が続きそうです。