トランプ氏とヒラリー氏、それぞれの疑惑|ロシアゲート問題をわかりやすく解説

トランプ氏が大統領選挙に立候補した、3カ月後にはすでに問題となっていた『ロシアゲート』。

アメリカ国内でのトランプ氏の立場を揺るがすほどの問題ですが、情報が錯そうし、よくわからないと感じている人も多いでしょう。

そもそも、『ロシアゲート問題』とはどんな疑惑だったのでしょうか。

今回は、ヒラリー氏の『ロシア疑惑』と比較しながら『ロシアゲート問題』についてあらためてまとめていきます。

 

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トランプ氏の『ロシアゲート』問題とは

ロシアゲート問題の始まりは、ロシアのサイバー攻撃でした。

2015年からのアメリカ大統領選挙で、ロシア政府とのつながりが疑われているハッキング集団がトランプ氏と対抗する民主党全国委員会のPCに侵入。

その後、ヒラリー・クリントン候補に不利なメールや民主党の内部メールや文書が数多く流出し、機密情報がウィキリークスにて暴露されたのです。

このサイバー攻撃に、トランプ氏を勝たせようと画策したロシアが関与しているのではないか、と考えられています。

そして、トランプ氏とロシアとのこれら一連の疑いを『ロシアゲート』と呼びます。

ロシアゲートの深まる共謀疑惑に、ついにFBIも捜査に参加。

この動きに対して「魔女狩りだ」と強い不快感を示していたトランプ氏は、大統領選挙後、ロシアゲート問題を調査していたFBIのコミ―長官を突然解任しました。

結果、ロシアゲート問題では以下の2つが捜査対象となっています。

・トランプ氏とロシアの共謀の疑惑
・トランプ氏による司法妨害疑惑

この問題に対して、トランプ氏は介入の存在については認めたうえで、ロシアに対して非難や制裁をしていますが、自身とロシアの共謀は全面的に否定しています。

 

ヒラリー氏の『ロシア疑惑』の概要

似た問題には、ヒラリー・クリントン氏の関与が疑われる『ロシア疑惑』もあります。

オバマ政権第一期、ヒラリー・クリントン氏が国務長官だったころ、アメリカが持っている国策会社『ウラニウム・ワン』の株式5分の1をロシア政府が支配する原子力企業が買収しました。

国策会社の株式のため、買収にはアメリカ政府の許可が必要でしたが、その認可に対して積極的に働きかけた人物こそヒラリー氏です。

「アメリカの安全保障を脅かす」と共和党保守派が批判するなか、ライバル国であるロシアに売り渡しました。

さらには、クリントン財団がロシアの財団や関係者からの約1億4500万ドルの献金を受け取っていたことや、ビル・クリントン元大統領が通常の2倍にあたる50万ドルもの謝礼をもらってロシアで講演をおこなっていた事実も浮上。

『ロシア疑惑』は、国家の安全をロシアに売り渡した『国家反逆罪』の対象であるとして、ヒラリー氏が逮捕される可能性も十分にある政治スキャンダル問題です。

 

まとめ

ともにロシアを巻き込んだ問題ですが、トランプ氏の関与が疑われる『ロシアゲート』とクリントン夫妻の『ロシア疑惑』は内容が大きく異なります。

すでに多くの大統領候補者が出馬を表明するなど、早くも2020年の大統領選にむけた動きが活発化しだしたアメリカ。

近く公表されるロシアゲートの捜査報告書など、今後のアメリカ政界の動向に注視していきたいですね。

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